【無料会員記事】ずっと気になる同郷の阪神森木大智へ/中西清起のファーム探訪<4>

日刊スポーツ評論家の中西清起氏(62)がファームで研鑽(けんさん)を重ねる若手選手に注目する新企画です。今回は阪神森木大智投手(22)。中西氏にとっては同郷・高知の後輩。フォームが固まらず苦戦する元ドラフト1位の問題点を指摘しました。

プロ野球

◆森木大智(もりき・だいち)2003年(平15)4月17日、高知県土佐市生まれ。高知中時代は軟式で150キロを計測し、3年春夏に全国制覇。高知高では甲子園出場なし。21年ドラフト1位で阪神入り。22年8月28日中日戦でプロ初登板。昨季はウエスタン・リーグ21試合に登板して0勝0敗、防御率11・32。昨年11月に育成契約となり、背番号は「20」から「120」に変更された。184センチ、94キロ。

高知高「スーパー1年生」今季から育成契約

5月20日ウエスタン・リーグ阪神対オリックス 9回表に登板する阪神森木

5月20日ウエスタン・リーグ阪神対オリックス 9回表に登板する阪神森木

5月20日のSGL。阪神2軍の相手はオリックス。3安打した百崎蒼生の打撃評論に入ろうとしたところで、最後9回に「ピッチャー・森木」とコールされた。

球場入りの時から「森木を見たいなあ」と熱望してきた中西氏。同じ高知の出身。高知中の軟式で150キロを記録し、高知高に進学後も「スーパー1年生」として話題をさらってきた。

愛する高知土佐に誕生した剛腕に、ずっと特別な視線を送ってきた。

いきなり被弾…四球、安打、四球、四球

9回表オリックス無死、森木(手前)は山中(右)に中越え本塁打を浴びる

9回表オリックス無死、森木(手前)は山中(右)に中越え本塁打を浴びる

森木はいきなり、先頭の山中稜真に甘いフォークをバックスクリーンまで運ばれた。

1死を奪ったあとは四球、安打、また四球、四球で押し出し。さらに安打で2点を奪われ、計4失点でイニングを終えた。

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1977年6月生まれ、長野市出身。2003年入社。
約20年の取材歴の大半が野球担当。記者としては阪神、広島、オリックス、中日、高校野球などを歴任。現在は大阪を拠点に阪神担当を務める。
取材で意識していることは「見えないものを見る」。アスリートの魅力、競技の奥深さを広い世代に届けたい。 趣味は旅行、料理、立ち飲み、お笑い、ドラマ、ウオーキング。喫緊の課題は高血圧。