【オリックス宜保翔】右肩痛から支配下再登録へ外野も挑戦「本格的にやる可能性ある」

右肩痛で育成契約となったオリックス宜保翔内野手(24)が支配下再登録を目標に奮闘を続けています。2024年3月に「右肩関節前方インピンジメント症候群」と診断されて、そのオフに育成契約。1歩ずつ復活を目指しています。プロ、アマの野球現場を幅広く取材する入社3年目の中島麗記者が話を聞きました。

プロ野球




◆宜保翔(ぎぼ・しょう)2000年(平12)11月26日、沖縄県生まれ。未来沖縄(現KBC)では甲子園出場なし。18年ドラフト5位でオリックス入団。19年9月にプロ初出場、初安打をマーク。通算成績は158試合に出場し、打率2割3分8厘。今季はウエスタン・リーグ40試合に出場し、打率2割8分7厘を記録。175センチ、75キロ。右投げ左打ち。


◆インピンジメント症候群とは「衝突」という意味で、肩関節の受け皿の周縁部にある「関節唇」と、肩内部の筋肉の「腱板(けんばん)」がぶつかって痛みを生じるケースが多い。症状が改善しなければまれに手術に踏み切ることもあるが、関節の可動域が狭くなるなどのリスクを伴うため慎重な判断が必要。



24年キャンプ終盤にケガ

24年3月3日オープン戦、オリックス対DeNA 打球を追った遊撃手宜保と二塁塁審が接触し両者転倒する

24年3月3日オープン戦、オリックス対DeNA 打球を追った遊撃手宜保と二塁塁審が接触し両者転倒する


中島宜保選手の動向を気にされているファンの方はたくさんいます。育成契約1年目の今季は外野守備にも挑戦していますね。練習では入念にキャッチボールしている

宜保動画(を撮影しながら、送球の)フォームを確認しています。トレーナーさんと毎日やっていて、(投げている)強さの改善につなぐために、リハビリとして(送球動作を)安定させるための練習ですね。

中島それはどういった理由ですか?

宜保ケガしたときのイメージが残って、かばう動作が入る時があるので、それが出ないように動画で毎回チェックしながらやっています。痛い時の動作がたまに出るので。


5月に復帰も1カ月で再発

24年5月15日、オリックス対ロッテ 11回表ロッテ無死、小川の打球を好捕した遊撃手宜保だが一塁に悪送球する=沖縄セルラースタジアム那覇

24年5月15日、オリックス対ロッテ 11回表ロッテ無死、小川の打球を好捕した遊撃手宜保だが一塁に悪送球する=沖縄セルラースタジアム那覇


中島右肩をケガされたのは具体的にいつごろでしたか?

宜保去年のキャンプが終わる頃です。昨年5月に1度復帰したんですよ。また1カ月くらいで痛みが出てきました。


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1999年6月生まれ。名古屋市出身。竜党の家族のもとで育ち、大学時代は中日主催試合のボールガールのアルバイト(ベースボールメイツ)を務める。
大学卒業後は1年間、スポーツキャスター・ディレクターとしてテレビ局に勤務。23年に日刊スポーツに入社し、プロ、アマ問わず野球現場を取材。
至福のひとときは、休日の朝にアサイーボウルを作る瞬間。宝塚歌劇やハロプロ、淡路島が心の癒やし。