昨年10月から始まったミッドナイトボートレース。これまで下関、大村、若松で計4節が行われ、いずれも売り上げは好調だった。

ナイター場が終われば、ボートレースをやっているのは1場だけになる。午後9時以降のレースは軒並み1億円を超えた。

ミッドナイトボートレースの売り上げ
ミッドナイトボートレースの売り上げ

来年度以降は開催日数や開催場がどう変化していくのか。また、12Rの発売締め切り時間も気になるところ。いずれにしても、ミッドナイトは午後9時以降のレースをいかに売るかがポイントになる。それなら、通常の12R制に限らず、10、11R制にしてもいいだろうし、3、4日間の短期シリーズにして開催する節を増やすのも手だと思う。

ミッドナイトはネットユーザー向け。いつものレースとは違う特色を出した方が盛り上がるだろうし、面白みは増すのではないか。

ちなみに、ミッドナイトは発売時間が短い。そのため、展示終了後から本番までの間にエンジンが冷え切らず、回転の上がりに影響するという。それがスタートや舟足に影響してくる。ある選手は「パワーのないエンジンだときついし、伸び型よりレース足がいいエンジンの方がミッドナイトには合うと思う」と話していた。

27日からは下関で5日間シリーズが行われる。舟券作戦の参考にしてほしい。