127期の女子レーサー清水愛海(23=山口)が将来を見据えたチャレンジを続けている。希望コースを3~6に限定。原則1、2コースでレースをしない選択をしている。
昨年、ある時期に同郷の先輩でボートレース界のレジェンド、今村豊さん(引退)に声をかけられた。「愛海ちゃんはもっと外から勉強した方がいい」。その提言に1月末の下関からインに入らないことを決めた。大外オンリーの新人時代を経て、全コースを選択し勝率を上げてA2級へ昇格。さらに上を目指す矢先の決断だった。成績の生命線となる内コースを走らない戦いは、厳しかった。それでも、外コースを走ることで清水のたぐいまれなレースセンスや、鮮烈な旋回力は浮き彫りとなった。
今村さんの提言といえば、自身も乗った13年1月の尼崎周年優勝戦の1枠平山智加にかけた言葉を思い出す。「智加ちゃん、優勝する選手は決まってるんだよ。神様だけが知ってる。緊張してもしなくても結果は同じなんだよ」。この言葉で緊張がほぐれた平山は、男女混合G1を制覇した。その今村さんに素質を認められた清水はありがたさと厳しさをかみしめる。
8月には待望の津プレミアムG1「レディースチャンピオン」の出場も決まった。ただ、大会の希望コースは全コースか、全て6コースしか選べない。清水の実力なら予選突破は狙える。オール6コース回りでも、清水の挑戦を応援したい。























