【中川純・方艇式】12R:準優

 準優進出争いは11Rで明暗が分かれた。秋山は3着も不良航法の減点で圏外へ。秋山に競り勝ち2着の坂口が18番目のイスを得た。

 準優12R1号艇には、堂々予選トップ通過を果たした松村が座る。太田、松井らSG常連の強豪、節一パワー角谷らとの対戦だが、強力な出足は予選最多の4勝をもたらした。またスタートも早いタイミングで安定、優勝戦ポールポジションへ逃げ切りを決める。

 対抗は太田。足はバランス型で自在に攻められる。70号機・角谷の展開不問の強力足も侮れない。松井は冷静に展開を突いてくる。

 松村 出足は満足してます。伸びは一緒ぐらい。スタートはつかめてます。

 太田 バランスが取れてトップの次ぐらいかな。出足をしっかりさせたいね。

 松井 良くない。調整のゾーン狭い。合っても中堅、外すと全体に良くない。

 万 4着条件だったので必死。試運転は目立たないけどレース足がいいです。

 角谷 追い風で足を生かし切れなかった。向かい風なら行き足の良さ生きる。

 坂口 4日目が一番いい状態だった。乗りやすいし全体にいい。勝率以上。