鶴田勇雄(33=福岡)が、こだわりの足にたどり着いた。前検から伸び型の調整をしてきた分が、3日目に実った。8Rのイン戦では丸山祐也に差されながらも、バックで伸び返して押し切った。レース後は笑顔も見られた。

「やっと、目指していた足になりました。行き足から伸びは良かったです」

最近はペラとチルトの両面で、伸びに追求する機会が多かった。その成果がようやく出てきた。

得点率は16位と準優勝負駆けの立場だ。予選ラストの4日目は5R4枠、10R5枠の2走。「出足は少し甘いけど、握って回れば問題ないです」。スタートが決まれば、他の選手にとっても厄介な存在だ。