【12R:優勝戦・決断】

大神康司は3日目前半7Rで4着に終わり、オール2連対が途切れた。ターンに違和感を感じ、早速ペラを修正。準優を逃げ切ったが、まだ修正の余地はあると言う。それでも準優はインから出ていく動きで、行き足の良さは大きな武器だ。先マイから他艇を振り切る。

機力で勝る山一が、まくり差しで大神に肉薄する。複勝率21・7%しかない9号機をトップ級に仕上げてきた。2日目のキャリアボデー交換が利いて、優勝戦でもおそらく1番の足になっている。両者に割って入るのが前川。落合も軽量を生かして食い込みを図る。

大神 前半はターンで滑っていたので、準優は止めた。前半よりはいいが2日目の方が良かった。しっかり合わせないといけない。

前川 前半は小野(生奈)選手と足の違いを感じたけど、ギアを広げて準優は一番感じが良かった。回り足がスムーズになった。

山一 特訓から小野選手に出られることなく、行き足は自分の方がいい。キャリアボデーを換えてから本当に良くなって全部いい。

三好 出足も伸びもいいが、足に寄っている分、乗り心地は少し悪い。回転を合わせること。恥ずかしくないスタートは行きたい。

落合 レース足がいいのでエンジンはいい。展示タイムは出ないが伸びは普通ある。ダッシュの方がスローよりスタートは分かる。

中田 ペラをたたいて準優は水をつかんで押していたし、ターン回りと乗り心地は今節で一番良かった。もう微調整でいいと思う。