後閑信一が地元ダービーへの思いを語った。

 選考期間中は落車禍に見舞われ、「3回の落車で鎖骨と肋骨(ろっこつ)を計9本も折った」。満身創痍(そうい)でもレースをこなしたのは「(賞金を積んで)ここのダービーに出るため。お客さんに迷惑をかけたこともあった」と神妙な顔。それは今回、結果で返せばいい。1予9Rは、信頼の置ける吉田拓矢の番手回り。「何かしらサポートできれば」と好連係を誓った。