決勝前日から呼吸はバッチリ! 決勝に進んだ南関勢は、松井宏佑(26=神奈川)を先頭に渡辺雄太(24=静岡)、岡村潤(37=静岡)の並びですんなり落ち着いた。松井が「まだ新人なので、僕が前で」と申し出ると、岡村も「おれの位置は決まっている」とすんなり3番手で決着。報道陣にポーズを求められると渡辺の決めポーズであるサムアップで決めてみせた。

松井は今年5月の平塚で先頭を任されながら引っ張りきれず大号泣。一方、同じ113期の宮本隼輔が大垣でG3優勝を飾り「勝つと思っていた。気持ちは複雑だけど自分は力を出し切る競走で結果が出れば」とも話していた。松井が逃げるか、勝ちに徹するか。レースの鍵を握りそうだ。