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注目選手
円熟味が増してきた南関エース
- 郡司浩平（29＝神奈川）
- G2を2つ制している南関のエース。ナショナルチームメンバー以外ではG1タイトルに最も近い1人といえる。まくりの力強さに加え、レース運びも円熟味が増した。弥彦はG1初出場を果たした地。ここからオールスターへと弾みをつける。
3年ぶりＧ３制覇へ風を切る
- 小松崎大地（37＝福島）
- 野球で鍛えた、恵まれた体格を駆使して風を切る、パワータイプの機動型。G1決勝の大一番では、イン粘りも繰り出すような自在性を兼ね備える。引き出しの多さと破壊力のあるまくりで、17年大垣以来3年ぶりのG3優勝を狙う。
今なお存在感を示すGP覇者
- 佐藤慎太郎（43＝福島）
- GP覇者として、今年のG3は着実に決勝に進むなど、存在感を示している。取手G3決勝では落車に巻き込まれたが、3日間堅実なタテ足が光った。地元G2サマーナイトFの疲れがなければ、15年宇都宮以来5年ぶりのG3制覇も見えてくる。
目指せ地元バンクでの完全復活
- 鈴木庸之（34＝新潟）
- 持病のヘルニアの手術後、一時は寝たきり生活も余儀なくされたが、ようやく復帰。6月の青森トラック支援G3では474日ぶりの白星を挙げ「弥彦記念に向けてまだ良くなる」と力強くコメントした。地元G3で完全復活を遂げる。
大幅減量で肉体改造に成功
- 鈴木裕（35＝千葉）
- 約1年にわたる大幅減量で、見事に肉体改造に成功した。「減量したことで体の切れが違う」と、その効果を実感している。最近は番手回りも器用にこなし、徐々に自在型へシフト中。11年の松戸以来、9年ぶり2度目のG3制覇も近い。
衰えることなく進化は続く
- 平原康多（38＝埼玉）
- ナショナルチーム対策として、肉体改造やスピード強化など常に進化し続ける、いわば求道者。目標が付くケースが増えたが、自力やタテ足が衰えることはない。弥彦の苦手意識を払拭（ふっしょく）し、今年3つ目のG3優勝を決める。
不屈の精神で再びＶ戦線を賑わす
- 藤原憲征（40＝新潟）
- 早くから新潟の顔としてビッグレースで活躍してきた。ここ数年はA級陥落を何度も経験。生活を見つめ直し、40歳にしてS級1班返り咲きを果たした。昨年の地元G3は決勝3着。今年は諸橋愛とともに優勝争いを演じてみせる。
初の快挙を目指してシビアに
- 諸橋愛（42＝新潟）
- 現在、地元弥彦G3を3連覇中。日本を代表する追い込み選手だ。レースはシビアだが、優勝のたびに地元ファンからの温かい声援に涙する熱い男でもある。同一G3を4連覇すれば現行制度では初の快挙。今年も狙うのは優勝のみだ。
デビュー勝ちの地でG3初Ｖも
- 吉田拓矢（25＝茨城）
- 弥彦では15年7月1日、衝撃の大差勝ちデビューを飾っている。本人にとっても地元のファンにとっても、思い出深いバンクだ。ビッグレースでの力強い走りを見ても、G3優勝がないのが不思議なほど。デビューの地で初のG3を取りたい。
後半戦へそろそろ全開モードだ
- 渡辺一成（36＝福島）
- 日本代表として3度の五輪出場を誇る。競輪に専念してからも、切れのあるまくりはまだまだ健在だ。弥彦では記念すべきS級初勝利を挙げたほか、G1寛仁親王牌で2回決勝に進出した実績もある。後半戦へ向け、そろそろエンジン全開だ。
※名前横は年齢、登録 （7月10日現在）
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