S級1班の南修二選手(36=大阪)がPRのため6日午後3時、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れた。

本紙カメラマンに撮影される南修二選手とグラビアアイドルの橘花凜さん
本紙カメラマンに撮影される南修二選手とグラビアアイドルの橘花凜さん

 函館競輪のナイターG3五稜郭杯争奪戦で決勝に進出。惜しくも7着に敗れたが、連日、気合の入った走りを見せていた。レース後、函館市に1泊。6日朝、空路で東京に入り、都内のスポーツ新聞社などを訪問した。南選手は先行選手を徹底ガードする職人肌の追い込み型。昭和の競輪を取材した私にとって懐かしいスタイルだ。

 激戦の疲れを見せず、ていねいにインタビューに答えてくれた。「決勝に乗れたし(自転車は)出ている感じがしました。(大会が)楽しみです。地元なので決勝に乗れるように。1次予選で1着を取って2日目の白虎賞に進出できたらいいですね」と抱負を語った。

高松宮記念杯をPRする南修二選手とグラビアアイドルの橘花凜さん
高松宮記念杯をPRする南修二選手とグラビアアイドルの橘花凜さん

 高松宮記念杯とも相性がいい。13年、岸和田競輪場で決勝4着、09年、びわこ競輪場でも同8着と実績がある。村上兄弟、三谷竜生、脇本雄太、稲垣裕之と近畿勢は一大勢力を誇る。いぶし銀のマーカー南選手にも大いに期待したい。【田中聖二】