前回大宮は鈴木彩夏(23=東京)の父、康雄の引退レースだった。

 最後の親子あっせんとなった、この開催。レース後、鈴木は父に花束を渡すセレモニーで涙をしたたらせた。「私はお父さん子で、同じ仕事に就くことに何の抵抗もなく、父も勧めてくれた。これからは父の分まで頑張りたい」と表情を引き締めた。

 初日1Rは前前から踏み上げ、上位を目指す。