3Rで55歳の大ベテラン諸田勝仁(55=埼玉)が、1角からまくった保科圭太に続いて2着に入り、最終日の選抜戦回りを決めた。「ついて行けて良かった」と、クールダウンを終えてホッとした表情だった。

安心したのは他にも理由がある。初日は惜しくも4着で準決を逃し「失敗しましたね。油断した部分があったかも」と反省。さらに「1Rで服部(正博)君が勝ち上がったし、一般戦だと(目標がなく)厳しいな、嫌だなと思って、気合が入りました」とニッコリ。3日目も渋い走りで好配を呼ぶか。