連勝が重圧になったのか、チャレンジ準決4Rの渡辺雅也(19=静岡)の動きは明らかに硬かった。

「バンクが重くて、大事にいきすぎた。内容は良くないですね」とレース後は不満顔だった。

特昇が懸かる決勝8R。道場晃規の番手という選択肢もあったが、準決のふがいない走りで気持ちは吹っ切れた。「決勝は後ろを回る気はありません。自力で(特昇を)勝ち取ります」と、あえていばらの道を選んだ。