先行職人の伊藤貴史（36＝高知）が予選2Rでペース逃げに持ち込み押し切った。

栗田雅也－岡崎徹の南関コンビの前受けに対して、伊藤は赤板手前から押さえて先行。番手の作田悦章の好アシストもあって、久々に初日予選勝利を飾った。

「落ち着いて自分のペースで駆けることができました」。満足感いっぱいの第一声の後で「小倉でテレビの勝利インタビューは初めてじゃないかな」。モニターの前で「明日も頑張ります」と声を弾ませていた。