熟練の技と探求心-。浦山一栄(49=東京)が元気いっぱいだ。

チャレンジ予選3Rは、新人・道場晃規を突っ張って翻弄(ほんろう)。道場が1車で飛んでくると第2先行の形を作り、3着で斎藤昌太との勝ち上がりを決めた。「1度突っ張っておけば、もう道場しか来ないからね」と、してやったりだ。

同郷の若手、鈴木玄人からフォームの助言を受けている。「乗りやすかったよ。あれが今風かあ」と、新しいことにも挑戦している。今年50歳を迎える浦山に「衰え」という言葉は似合わない。