オープニングのチャレンジ予選1Rは、柳沢達也(48=兵庫)がホーム先行の竹田慎一の番手から差し切った。

続いた中武克雄(57=大阪)が流れ込み、2車単4500円の高配当を演出。2人の年齢を足すと105歳のワンツーフィニッシュだった。

柳沢は「いつも中武さんに前を回してもらって結果が出せなかった。この1、2年、ずっと気にしていたけど、これで胸のつかえが取れた。でも、全て(前の)竹田君のおかげです」と、中武ともども平身低頭。

4着の竹田は「せめて3着に入りたかった。でも、これだけ感謝されれば自力冥利(みょうり)に尽きますね」と、悔しさ半分で納得していた。