長らく追い込みを主戦法に戦ってきた木村健司(44=埼玉)に、バック「4」と逃げの決まり手「3」が付いている。

2場所前の松戸最終日には、113期の山田祐太と丸1周もがき合った末、両者でワンツー。イメチェンの理由について「昨年11月の落車で鎖骨を折って、なるべく危なくない競走をしようと思って…」と明かした。今では先行することが少し楽しくなったとか。

予選1Rは目標不在。「前前で何でもやっていく」と自力辞さずの構えだ。同じく東日本の清水正人が「それなら任せます」とラインもできた。

松本琢也、吉川勇気といった“本職”相手に力勝負を演じたい。