山田雅之(48=岐阜)が予選6Rで気迫の追い込みを決めて高配当を演出した。

前検日は目標不在でコメントに苦慮し、結論は「切れ目から」。山中貴雄が「山田さんの後ろ」と援護を決めてラインができたが、これにも山田は「まあ、何とかしないとね」と複雑な表情を見せた。

そしてレースは、6番手と不利な展開。それでも、5番手の増田鉄男が自力に転じて、これに乗った形で大外を伸びた。

山田は「いやあ、増田君が動いてくれたので良かった。やっぱり何が幸いするか分からないですね」と控えめに喜んだ。