次点で特選シードから漏れた丸山貴秀(42=秋田)が予選7Rで存在感を示した。正攻法から2周以上も逃げた菅野航基をゴール前差し。「菅野さまさま。作戦通り、強い下岡(優季)を出させずに駆けた。まあ、いい流れをものにした俺も感じは悪くない。練習の成果が出た」。

4月に体調を崩して約1カ月半ぶりの実戦で白星スタートとなり、気持ちもより高ぶる。準決は3月大垣以来の決勝進出を懸けた戦いだ。