地元のベテラン柴田了(56=福岡)が、チャレンジ一般1Rを制した。

「自信がある時しか突っ込まないから、突っ込む時の方がこけない。初日(23日)がふがいなかったので良かった」。バック最後方からコースを突いて突き抜け、3連単で17万円超を演出したレースを笑顔で振り返った。

2場所前の広島の落車で前輪を破損した。いつも使っていた車輪に合わせるため、初日のレース後にスポークを締めて硬めに調整した。「初日より進みが良かった。1着は去年の正月(1月高松最終日)からなかったから、これを機に頑張りたい」と、1年ぶりの勝利に気を良くしていた。