準決11Rは吉田拓矢(21=茨城)が地元の岩津裕介を連れて、逃げる川口聖二をバック手前でとらえ2着に粘った。

 レース後は「出るのに足を使ってきつかった」と苦しそうな表情で話した。準決敗退に終わった前走G1全日本選抜後の打ち上げで、先輩の武田豊樹から「先を見据えた走りをした方がいい」とアドバイスされて「目先の結果にこだわるレースをしていたので、意識が変わりました」と話す。決勝は次走の高松ウィナーズCへ向けて、内容ある走りを披露する。