今年3月に養成所を出た134期生の田中瀬里奈(19)と、高木茉白(ましろ・17)が、ともに地元でデビュー戦を迎える。前検日は先輩のエンジン運びなど、慌ただしい作業に必死に食い下がっていた。

北海道出身の田中は「まだエンジンとか足のこととかわからなかったです。無事故完走が目標」と目標を掲げる。地元埼玉出身の高木は「握っても付いてこなかった」と前検の足を振り返っていた。高木は養成所のリーグ戦では優勝1回と奮闘していた。「まずは先輩方に名前を覚えてもらうために、丘の上の仕事とかを頑張りたい」と語った。