吉田拓矢(24=茨城)が久々に存在感を示した。

準決10Rは赤板過ぎから先行。古性優作や浅井康太のまくりをしのぎ、小倉竜二の強襲には屈したものの2着に粘った。「今日は太田(竜馬)君が相手なので、先行と決めていた。最近はいいレースができていなかったので、素直にうれしい」と、17年高松宮記念杯(9着)以来のビッグレース決勝進出を喜んだ。

決勝も、もちろん自力勝負。平原康多-佐藤慎太郎を連れて果敢に風を切る。