6Rで珍しい事故があった。

 早坂秀悟をマークしていた大槻寛徳(36=宮城)が1周目の4角で落車。すぐに再乗し、前8人を1周以上遅れた状態で追いかけ、打鐘で早坂-岡部芳幸の3番手に付き直した。しかし、力は残っておらず、集団から大きく離れた9着でゴールした。

 カマした早坂は1着。早坂-大槻の2車単は15倍の5番人気に支持されていた。大槻は「買ってくれたお客さんに申し訳ない。自分が情けないです…」と消え入りそうな声で反省。精神的なダメージに加え、落車のけがもあり、最終日を待たず、途中帰郷した。