吉田拓矢が東王座で逃げて5着。5着権利という高松宮記念杯特有の勝ち上がりに助けられ、新山響平に続いて107期2人目のG1ファイナリストとなった。

 吉田は「気持ちに余裕があったから、一番後ろまで引いても巻き返せると思った。でも、後ろの人を連れ込んだ上で3着に残れるようにならないと」と課題を挙げる。今節、3たび平原康多-武田豊樹に任された以上、主導権奪取が絶対だ。