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G1 高松宮記念杯競輪

展望

白熱の4日間で東西別バトル復活

 伝統のG1「第68回高松宮記念杯」が、15日から4日間、大阪・岸和田競輪場で開催される。今回は16年ぶりに東西別の勝ち上がり方式が復活。東日本は平原康多、西日本は深谷知広-浅井康太の中部コンビが流れをリードする。白熱の東西決戦に注目だ。

平原康多と上昇中部コンビに注目

【東日本】

 平原康多を軸に武田豊樹、吉田拓矢、木暮安由らの好脚がそろった関東勢と、新田祐大、渡辺一成の両輪がいる北日本勢の激突だ。ここに、郡司浩平や石井秀治、中村浩士らの南関勢が切り込んで、3派による争いとなる。中心になるのは総合力に勝る平原。最近はここ一番で立ち遅れるケースも目立つが、卓越したレース運び、迫力あるまくりは強烈で、文句なしの本命だ。平原次第で武田の浮上も十分ある。

 新田のスピードが脅威。連係する渡辺との前後は微妙だが、いずれにしても争覇圏には絡んでくる。今年2月高松のG2ウイナーズカップを制した郡司と、成績安定の石井も差はない。

【西日本】

 5月京王閣のG1日本選手権の覇者三谷竜生を軸に、地元近畿勢が結束する。稲垣裕之、村上義弘、古性優作と層は厚い。ただ、負傷明け2戦目の和歌山全プロ記念で落車し、左肋骨(ろっこつ)を再び骨折した村上が心配だ。村上が元気なら、近畿勢の結束力も高まるだけに、回復の度合いが鍵になる。

 上昇度なら、完全復活した深谷知広と浅井康太の中部コンビが上回る。特に、本来のパワーが甦った深谷は強力。これに金子貴志、吉田敏洋、竹内雄作らが加われば、さらに強固な布陣となる。まくりには定評がある原田研太朗と、岩津裕介の中四国勢も虎視眈々(たんたん)だ。



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