SG2冠の古豪・篠崎実(68=川口)は湿走路の初日6Rで1着、良走路の準々決勝9Rで3着。走路不問の安定した成績で準決に進出した。

 「試走からドドド(不整振動)がきた。絶好の展開で伸びていただけに、切り返す時に跳ねたのが悔しい」。タイヤ交換で跳ねを解消すれば前進が見込める。今節最年長が自身の持つ最年長優勝記録の更新に燃えている。準決9Rは持ち味の速攻力を生かし、卓越したテクニックを見せつける。