ドリーム戦の堅い流れは止まるか!? 「ROAD TO ヤングダービー」の最終回は「なるほどデータ集」。過去3大会の初日ドリーム戦はすべてイン逃げ決着。しかし、今回は3号艇の前田将太が先着率も蒲郡通算勝率もトップ。近況も絶好調で波乱演出の可能性を秘める。

 (1)大会相性 地区別優勝回数は前身の新鋭王座を含めると関東の8回がトップ。中国が7回、東海と九州が5回で続く。篠崎仁志は13年のラスト新鋭王座覇者でヤングタイトル2冠、松田大志郎は大会連覇が懸かる。

 (2)DR戦傾向 1号艇が3連勝。14年篠崎元志、15年茅原悠紀、16年桐生順平のいずれもイン逃げ。今年1号艇に座る中田竜太が、その流れの継続を狙う。

 (3)DR戦の対戦成績 <1>中田竜太<2>篠崎仁志<3>前田将太<4>遠藤エミ<5>山田康二<6>岩瀬裕亮で争う。過去の先着率トップは前田将太の59%。実績上位の篠崎との先着回数は37対25とリードする。

 (4)蒲郡実績 走り慣れた岩瀬裕亮が優勝3回、優出10回、1着90回でトップ。通算勝率は前田将太、2連対率は篠崎仁志、3連対率は中田竜太とDR戦の内枠勢も実績は引けを取らない。

 (5)G1初出場 平見真彦、森智也、片橋幸貴、白神優、堀本和也、松尾拓、村松修二の7人。

 (6)誕生日 渡辺優美が19日(初日)に25歳を迎える。親子レーサーの上條暢嵩は22日(4日目)が父・信一の誕生日。親孝行の活躍となるか。【構成=窪寺伸行】

 (おわり)