準決6Rは師弟で勝負の明暗が分かれた。師匠の矢内昌木が4周1角で抜け出し、弟子の吉原恭佑(28=伊勢崎)が最後方から追い上げて車を併せてゴールした。

 長い写真判定の結果、1着同着。H位置優先の規定で8枠の吉原が優出となった。「冷たいやつだ。あいつは破門だ(笑い)。今日だけ年功序列だろ」(矢内)。「すみませんという感じで…」(吉原)。吉原は今年初優勝を懸けてスタートに集中する。