坂本亮馬が存在感を取り戻した。

 競走得点は前期に比べて約3点もアップ。G1寛仁親王牌はまくりでの2勝を含めて3度連対し、「タテに踏めるようになってきた。しっかりと動けて、いい流れをつくれている」と手応えを強くした。不振を招いた落車の対処法をつかみ、復調に勢いをつけた。手術した右腕をさすり「肘は8針縫った。骨折した肋骨(ろっこつ)や腸骨、座骨は治った。選手に落車はつきもの。その対応力がついた」と笑い飛ばした。特選11Rは清水裕友に乗って抜け出す。