95点のハイアベレージを持つ山本直(25=岡山)が前回は3日間連対なしの大ブレーキ。その原因は26日に行われた中国地区プロに備えた練習にあった。

 チームスプリントの第1走者を務めた山本は「スタートからゼロ発進の練習ばかりしてました。実戦に生かせず、お客さんからは相当怒られましたね」と苦笑い。しかし、地区プロ本番では練習の成果が出て岡山チームが優勝。晴れて全プロ競技会(18年5月・青森)の出場権を得た。「何とか、そこでも成績を残して寛仁親王牌に出られれば」と意気込む。

 競技はひとまず終えて、本業で巻き返す。特選は強敵ぞろいだが、来期S1の脚力でねじ伏せる。