初日は先行したが力尽きて3着に敗れた高木真備(23=東京)が、その悔しい思いを晴らすように2日目は軽快に逃げ切った。

 「今まで初日が悪いと引きずって最後までよくなかったけど、この日は修正しながらペース配分を意識して走った。しばらく優勝がなかったので久しぶりに決めたい」と真備スマイルが光った。

 決勝は伏兵がずらりと顔をそろえたが、小細工しないのが高木のセールスポイント。先行逃げ切りでVをつかみ取る。