カウントダウン連載「ROAD TO チャレンジカップ」の第2回は今大会の舞台、下関ボート場を紹介する。今年4月からナイター開催になり、様変わりしている。今回は残念ながらフライング休みで出場できない地元のレジェンド今村豊に解説をお願いした。

 -下関は4月からナイター開催になりました。昼開催との違いはありますか

 今村 ナイター開催にあたって、1Mの波対策が行われました。うねりはナイターでは危険が及ぶということで、施行者さんと選手会で話をして、うねりの対策をしていただきました。そのおかげで、すごくいい水面になりました。強風のときは別として、1Mのうねりはないんです。ゼロになって、ナイターでも思い切ったレースができるようになりました。

 -波対策で潮の満ち引きの影響が少なくなったのですか

 今村 デイレースの満潮時はうねりが出るので、外の選手は、すごく不利でした。それが対策の効果で、うねりの心配がなくなったので、どのコースからでも積極的に走れるようになっています。満潮だろうが干潮だろうが全然問題はないです。

 -11月の風向きは

 今村 冬の時期は追い風です。インが強いですが、外の選手は思い切って走れるので、インはうかつにゆっくり回ることはできないです。

【古村亮】

※明日は「注目選手上」