好素性47号機を駆る玄馬徹(47=岡山)が、準優10Rで2着に食い込み、ファイナル進出を決めた。

 「レース足、ピット離れ、伸びは二重丸だけど、出足と行き足は丸だね」と準優後のエンジン評価を口にした。

 浜名湖では06年12月に同じ6号艇で優勝している。「そう、6号艇だけど、インに入って逃げた。あのころは1年間で90回くらいインに入っていたよ」。今とは違うレーススタイルで戦っていた11年前の優勝を懐かしそうに振り返った。

 さらに「どうせ大外だからチルト0度に跳ねて乗ってみるよ」と不気味なコメントも。今節は福島勇樹が準優10R2号艇からイン奪取して逃げ、優勝戦でも3号艇からインを狙う腹づもり。これに1号艇の丹下将が抵抗必至で内枠勢の進入はかなり深くなりそう。強力な伸びとチルトを跳ねて対抗する玄馬が優勝戦最大のキーマンだ。