1予5Rは、中川誠一郎(38=熊本)がまくった吉田敏洋ラインに勢いをもらって大外強襲。渡部哲男が続いてラインでワンツーを決めた。

 S班だった昨年はG1でもシードが確定していた。久しぶりの1予回りにさぞかし緊張したと思いきや「(S班だった)昨年がボーナスみたいなもの。(1予は)落ち着いて走れましたよ」と笑う。昨年を振り返って「(S班だから)勝たなきゃいけないという、周りの雰囲気も感じた。やらなきゃ、というプレッシャーもあった」と本音を明かした。もともと、まくり一撃に魅力があった中川。今節はリラックスして持ち味を発揮できそうだ。