シリーズリーダー谷村一哉(山口=39)が他の追随を許さない圧倒的な強さで今年初優勝した。

 本番では宮下元胤が引っ張り3コースのカドで挑んだ。注目のスタートはイン谷村、2コース倉谷和信もしっかり決め、勢い良く迫る宮下に対しほぼ同体。谷村は「(レバーを)モミモミする余裕があった」と全速のスタートではなかったものの、スリット後の加速は申し分なし。

 他艇に付け入る隙を与えない走りで圧倒した。「来年のクラシック(戸田)に来られるように今後も頑張りたい」と、来年戸田で開催されるSGクラシック出場を見据えていた。