さばき巧者の松尾啓史(39=山陽)がグレードレース連続Vに挑む。12日浜松のG1スピード王決定戦を上がり3秒328の超抜タイムで制し、絶好調で乗り込んできた。

 伊勢崎の高速走路はスピードを生かすには格好の舞台だ。松尾は「セッティングを大幅に変えて最終レースの時間帯に合った。跳ねが収まったのも大きい」と振り返った。初日9Rは機力を前面に押し出して好発進する。