4日目12R、スーパーエース47号機を駆る岡崎恭裕が、井口佳典のまくり差しを力で封じた。

 「喜ぶべきですけど、予選3位には複雑です」。そうは言ったが岡崎の表情は明るい。「間違いなく節一。レースへ行くのにわくわくします」と重圧は感じない。「みなさんが47号機を優勝戦で見たいと思っているはず。ぼくも見たいです」。もはや優出は最低ノルマであることを、本人が一番自覚している。準優10R、こん身の逃げを決める。