今節ただ1人の女子、片野利沙(25=川口)が優勝戦へ駒を進めた。

 バトル8の準決6Rは1着条件。1枠から先頭を奪うと、伊藤正司に2度、3度と迫られたが、しのいで、我慢して切符を手にした。「タイヤが滑って…」と肩で息をしながら振り返った。ファイナリストは7回目。「伸びがありエンジンはいい。スタートは落ち着いて切れている」と手応えはある。

 初Vに向け最後の調整を行い、さらに機力アップを図る。スタートを決めて逃走再現だ。