S級のG1戦線で活躍した郡司盛夫(57=神奈川)が、今開催での引退を表明した。「昨年の1月の平塚で3番手に付いてたけど千切れて厳しいなと。そこから考えていた」と引退理由を語った。

 思い出のレースとしては「いろいろあるけどやっぱりS級の初優勝ですね」と90年11月平塚でのレースを上げた。息子の浩平(27)は高松宮記念杯競輪で1予敗退。「もう1ランク上がってくれれば。まだまだ努力が足らない」と辛口のエールを送った予選1Rでは弟子の山田慎一郎とタッグを組み準決進出を狙う。