荻原尚人がはつらつとした動きを見せている。予選9Rは中団からバックまくり。後方から上がり13秒0でまくったグレーツァーに屈したが、個人上がりは13秒4を記録して「イメージ通りに組み立てて、しっかり踏めた。練習の成果」と話した。

 弟子で、S級上位で活躍する桜井正孝や阿部拓真らと乗り込み、切れとスピードを取り戻した。準決10Rはまたも外国人が相手だがひるまない。「また好位キープから」と先まくりに活路を探る。