11R決勝で地元のルーキー佐藤水菜(19=神奈川)が鮮やかに逃げ切り、114期生として初の優勝を完全Vで飾った。

 強敵・高木真備に挑んだ一戦。道中6番手から赤板を過ぎて踏み上げ、最終ホームでスパートした。前受けして番手に入った宮地寧々のバックまくり、中団の外に浮いた高木を不発に終わらせる会心の先行で1着。初日から3走とも逃げ切る文句なしのレースで、予選2連勝→決勝4着だったデビュー戦(四日市)の雪辱を果たした。

 2着は林真奈美、3着は元砂七夕美。高木は、しんがりの7着に沈んだ。

 佐藤の次走は西武園F2(8月3~5日)が予定されている。