村田雅一(兵庫=34)が体重を絞って以降、見る見るうちに調子を上げてきた。

現在の107点という高い競走得点は選手になって初めてという。「体が軽くなって、踏んだら伸びるという感覚がある。点数が上がると番組も良くなるし、いろんな要素がいい感じでうまくかみ合っています」と好調の要因を分析。初日8Rは「ここはしのぎどころ」と気合を入れる。というのも目標は同県の池野で、自力ライバル小原と比べると明らかに力不足。それでも「まずは番手の仕事をしてから勝ちにいく」ときっぱり言い切った。