【大野義孝のオレに任せろ】

特別G1共同通信社杯プレミアムカップが開幕する。全国ランク上位の96人が出場して、初日は全レースで予選が行われる。12Rで「オレに任せろ」の大野義孝は、全国ランク1位の鈴木圭一郎を本命に推す。速攻を繰り出し、10連勝を達成して大会初制覇へ第1歩を踏み出す。

◆12R 新ランク(10月から適用)で4期連続の全国1位に輝いた鈴木の素早い仕掛けに期待する。今年は優勝6回。目下、11場所連続優出中と好調だ。前々節の地元浜松の一般戦はスーパーハンデで戦い4連勝の完全V。前節の伊勢崎G2稲妻賞は5連勝の完全V。今大会の初日は、JKA表彰の対象となる、2度目の10連勝にチャレンジする。最初の10連勝は昨年11月から12月にかけて(SG浜松日本選手権Vの3日目から、飯塚G1開設記念完全V、飯塚一般戦2日目まで)達成した。

「プレッシャーはものすごくありますよ。一般戦と違ってプレミアムカップですから。何とか頑張ってみます」と目を輝かせた。

車のレベルは高い。稲妻賞では2度のクランク交換を行い優勝戦は素晴らしい動きを見せた。強敵の高橋貢(優勝戦2着)が3周3角でトップに立ったとき、まだ6番手の鈴木は6周3角で2番手に上がると、最終周3角で高橋を抜いた。「2日目後に新品クランクに換えて、優勝戦の車は言うことなかった。今回は合わせるだけ」と車は大満足。

対抗は鐘ケ江のスピード戦。前田、仲田、高橋も要注意。(8)=(6)から(3)(2)(4)。