今開催はオール7車の12R制で行われる。注目は113期の卒記覇者・藤根俊貴(23=岩手)だ。

デビュー3場所目だったチャレンジ以来、2班戦士となって地元戦に帰ってくる。

特昇初戦となった立川では、まくり3連発での完全優勝。強さは見せつけたが「もっと先行を意識して走れば良かったのに気持ちがついてこなかった。(特昇した)小倉の方が気持ちが入っていたから、その分終わってから体に反動が来ましたね」と振り返る。

もっとも「本気で力を出し切れば勝てるのはわかった」とひそかに自信も得た開催になったという。不慣れだった9車立てから、7車立てになるのは藤根にとって追い風なのは間違いない。

予選11Rは立川での反省を生かし「ラインで決まるように」と積極策を誓っていた。