川崎競輪場のメインスタンドに、検査データを改ざんした制震装置が設置されていた問題で、川崎競輪は24日、日刊スポーツの取材に今後の開催および場外発売は通常通り行うとコメントした。

メインスタンドは14~15年にかけ耐震補強工事を行った。この際に設置した制振装置47カ所のうち、ごく一部にデータが改ざんされた装置が使われたことが判明。同競輪場は「東日本大震災の時も被害はなく、耐震補強もした上で制震装置を設置したもので、ただちに使用中止をする必要はないと考えている」とし、27日からの豊橋G3の場外発売、来月9日からの本場開催(F1)も予定通り行う。