新開航(22=福岡)がデビュー2回目の優勝を飾った。コンマ08の全速スタートを決めて押し切った。2着に中村晃朋、3着には今泉友吾が入った。

1号艇での優勝戦。本人は意外と冷静だった。「深呼吸したら落ち着いていました」。全艇スローの上に全選手がコンマ0台のスタートになったが動じない。「楽にスタートが行けた。早いとは思ったけど全速で行った」。先マイを決めると後続から迫る艇はなし。バックでは他艇を寄せ付けることはなかった。

デビュー初Vを飾った1月の芦屋一般戦は6コースからのまくり差しだった。今回は1枠で勝ったことに価値があった。「今回の優勝は自信につながる」と言い切る。次走は7日から芦屋一般戦。A2級から19年前期はB1級の立場となる。目標をA1級昇格と最優秀新人選手に定めて、19年の飛躍につなげる。【中牟田康】