地元G3制覇を公言していた浅井康太(34=三重)が、8番手まくりを決めて10月豊橋以来、今年4度目、通算25度目のG3優勝を飾った。

レースは打鐘前から仕掛けた吉田拓矢-鈴木庸之-木暮安由が主導権を奪う。その4番手に稲毛健太-山本伸一-内藤宣彦。最終ホームの浅井は「絶体絶命と思った」と最悪の8番手に立ち遅れた。しかし、そこからがGPレーサーの真骨頂だ。最終1角手前から踏み上げると、中団から先まくりを放った稲毛をかわす。最後は番手まくりの鈴木もとらえて、頭まで突き抜けた。

今年ラストのG1となる競輪祭の前、「競輪祭、四日市記念を勝ってグランプリ(GP)を取る」と目標を立てた。そのうち2つを実現させた浅井。雨の中、表彰式に詰めかけた大勢のファンに「しっかり準備をして静岡も取り切ります」とGP連覇を公約した。