113期の新人・嵯峨昇喜郎(20=青森)が同期では13人目となるA級1、2班特昇(レインボーCを含む)に王手をかけた。

準決5Rでは最終ホームからカマシ気味に先行し、2着に6車身差をつけて8連勝目を飾った。「ラインで決められなかったのが残念だけど、今日は先行できて良かった」と笑顔。25日の予選(1着)では、他車と接触して落車寸前になった上にハンドルがずれるアクシデントを切り抜けていただけに、平穏無事なレースに安堵(あんど)の表情だ。過去3回、9連勝目で敗れて特昇を逃しており(他にレインボーでも1回失敗)、10Rチ決勝を前前に「今度こそ狙っていきます」と、気合をみなぎらせた。